■第105回■ ワンセグ(携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)

 携帯電話のカタログなどで“ワンセグ搭載!”という文字を見たことがあると思います。テレビが見られる程度のことは知っていても、なぜワンセグって呼ぶの?従来の放送とどう違うの?ということで、今回は“ワンセグ”を取り上げます。
 ワンセグとは2011年7月までに、地上アナログ放送から完全移行される予定の地上デジタル放送のひとつのサービスです。地上デジタル放送は電波の有効利用を目的とし、映像・音声データをデジタル化することによりUHFチャンネルだけを使い、高画質・高音質・多チャンネル化のほか様々なコンテンツの提供を可能とする放送の形態です。デジタル放送では、1チャンネルの帯域幅を13のセグメントに分けて、放送内容によりそのセグメントを使い分けるのですが、ワンセグは1セグメントだけを使って放送するので、略して“ワンセグ”と呼びます。
 携帯電話以外では、ゲーム機・ポータブルDVDプレーヤー・パソコン・携帯音楽プレーヤー等ではワンセグ機能を搭載しているものがあり、他には車載AV機器対応チューナやUSB接続できるワンセグチューナー等もあります。
 ワンセグには、画質が劣る、画面が小さい、遅延が生ずる、放送が途切れ途切れとなる場合があるなどの特徴があります。
 NHKの受信料については、ワンセグチューナーも契約対象ですが、既に家庭で受信契約を結んでいる場合は、新たな契約は不要のようです。(受信契約の詳細はNHKに確認下さい)

[建築情報委員会 岡野 康裕]